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タイのブリーダーさん


 
 

     
     
  • タイ猫交配・養育センター
            (Center for Breeding and Nurture for Thai Cats)
     
     

    バンコクの郊外にあるタイ猫交配・養育センターでは、タイのブリーダーさんのプリチャー・プッカブット(Mr. Preecha Pukahuk)さんが 古代のシャムのアユタヤ朝に描かれた「猫の書」(Cat Book Poems)を参考にしながら、 伝統的なタイの猫の保存に取り組んでいらっしゃるそうです。 その中でも最近は特に、シャム猫の原種である”Wichien Maas”(ウイッチェン・マース)の繁殖に力を入れており、 およそ12年ほど掛けて現在は6世代まで固定され、その数も増えつつあるとのことです。 (「猫の書」は、「The Legend of Siamese Cats」により、英語に翻訳されて出版されています。)
     
    近い将来日本に入ってくることも期待できそうですね。
     
     

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  • チェンマイ・キャッテリー    Chiang mai Cattery   (No web site)

      「シャム猫との出会い」 より抜粋

    「The Legend of Siamese Cats」を執筆するために、マーティン・クラッターバック氏とスー・ブラウンさんが、 取材旅行をしたときのレポートです。
     
      エド&マリー・ローズ夫妻は、タイ第2の都市チェンマイの郊外に、大きなキャッテリーを持っているそうです。 エドはアメリカ人でチェンマイ大学で講師をしており、奥さまのマリーさんはタイ人だそうです。 二人が到着するや否や、庭猫たちの大歓迎(というより好奇心からのチェック)を受け、 あちらこちらから走りよってきた様々なカラーの庭猫たちに取り囲まれ、 あたかも「猫の海」にひとり置き去りにされたように感じたそうです。 居心地のよさそうなコンクリート製の別棟の猫舎の設備なども書かれています。
     
      猫たちはみな真っ直ぐな尾を持っており、アジア特有のキンクではないそうです。 エドとマリーは世界中のショーブリーダーさんたちと連絡を取り、欧米の書物なども取り寄せているそうで、 猫たちは世界中に輸出もされているとのことです。ヨーロッパのバーミーズの血統に新しい血を導入するために、 その祖先である赤銅色の「Thong Daeng(Suphalak)」を送ったことは高い評価を受けているそうです。


     
      「お寺のネコっていくらなの?」 より抜粋

    愛猫のバーミーズを亡くした英国人の女性が、 その猫の面影を求めてクラシック・シャムを探すためにタイへ渡った時の旅日記です。
     
      バンコクに降り立った彼女は、最初に、シャム猫のエキスパートであり、タイの居住者でもある、 "The Legend Of Siamese Cats" を執筆した作家の Martin Clutterbuck さんに会いに行きました。 彼の本には、お寺をネズミから守るために猫たちを常時住まわせていたとあったのですが、 現在はそのような迷い猫たちはお寺にはいなかったそうです。 街中で、猫たちに餌をやっている女性は見掛けましたが、その中にはシャム猫はいなかったので、 シャム猫を探しながらバンコク市内をあちらこちらさ迷い歩いたそうです。
     
      次に、彼女はタイ第2の都市であるチェンマイに、 夜行列車で向かいました。 そこで、直接トラディショナル・シャムを繁殖している エド・ローズ氏のチェンマイ・キャッテリーへ行かれたそうです。 そのチェンマイ・キャッテリーで、彼女は以前の愛猫そっくりな猫に出会うことが出来たそうですが、 £275 (約5万円強)という価格に納得がいかず立ち去ったそうです。 その後もあちこちと都市を巡ったということです。
     
      最終的に、猫を見つけることが出来たかは書いてありませんでしたが、 貴重なチェンマイ・キャッテリーについての情報が書かれていたので、ご紹介することにしました。


     
      アジア・プラスの紹介文 より抜粋

    「タイで唯一のアメリカのスタンダードを承認しているキャッテリーで、 シャムの時代からのサイアミーズの遺伝子を提供している。」 と書いてあります。


     
      サラセンストーンの猫たち より抜粋

    最初に紹介されている猫が、 チェンマイ・キャッテリーから輸入した「チェンマイ・ピァブ(Chiangmai Piab)」 というブルーポイントの猫です。


     
     

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