- 1.全国動物行政アンケート調査報告
平成14年度の動物行政について、ALIVEがまとめた自治体アンケートの結果です。
 
 
殺処分数については、犬は減少傾向ですが、
猫の方はそれ程変化はなく、ここ数年の平均は年間27万〜28万匹だそうで、持ち込まれる猫の80%が仔猫だそうです。
のら猫に対する不妊・去勢手術の不徹底が原因であろうということですが、飼い主の引取りがない場合はのら猫とみなし、
即日処分されてしまうところが多いそうです。
 
 
無計画な繁殖や、猫の繁殖行動についての無理解の結果、生じてしまう
あまりにも悲しい結末です。
 
 
- 2.ペット・ショップ・チェック
ペット・ショップをチェックするポイントを紹介しています。
 
 
さらに、
施設を訪れよう:
「一生家族として迎え入れる動物を、野菜や果物のように店頭で買うのはおかしいとおもいませんか?
ヨーロッパの国々では、自分でブリーダーのところを訪れて、飼育環境や親・きょうだいの様子
を見て決めるのが普通です。純血種の犬や猫を飼いたい人は、
それぞれの種の性格や習性を知り、直接、自分で繁殖場を訪れて決めましょう。」
と提言されています。
 
 
- 3.殺処分される犬猫の数を減らすには
犬や猫の殺処分数を減少させるため、ALIVEがまとめた提案です。殺処分を減少させる方法の一つとして、
適切な「繁殖制限」を挙げ、
罰則や飼育禁止なども視野に入れて、飼い主への助言・指導が必要だと提案しています。