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 参考のための私的訳文: WTSN
  (Workgroup of Traditional Siamese Netherlands)


 

    参考のための私的訳文:

    注:個人訳のため、内容に責任を持つものではありません。
      内容を正確に把握なさりたい方は、
      原文をお読みくださるようお願い申し上げます。


     
  1. WTSN トップページ

  2.  
  3. WTSN オランダのブリーダーたちの目的(Aim of breeders)

  4.  
  5. WTSN タイ・キャットの品種の解説(breed description)

  6.  
     


     
     
  1. WTSN トップページ  


    トラディショナル・シャム
     
    トラディショナル・シャム、あるいは、タイ
    2000年7月、トラディショナル・シャムのブリーダーのワークグループと、愛好家により設立されました。 このグループは、1960年より以前に良く知られたサイアミーズの、保護と保存を目的としています。 この目的に到達するために、このグループはオランダにおいてのブリード・スタンダードと繁殖計画を 発達させ、現在も続けています。
     
    このグループは、トラディショナル・サイアミーズへ興味がある人々へ情報を提供し、 トラディショナル・シャムとその仔猫の購入を望む人への、仲介(取次ぎ)を行っております。
     
    全てのブリーダーは、オランダの猫繁殖協会「Neocat」のメンバーで、 この組織の規範に署名しています。
     
    このワークグループは、オランダのサイアミーズ・オリエンタル・ショートヘアー・クラブ(SOK)に 承認され、援助されています。
     
    トラディショナル・シャムと、とりわけ超スリムな体型のモダーン・サイアミーズと識別するために、 オランダのキャット・ブリーダー・アソシエーションの「Naocat」は、 この猫の名を「THAI」と決定しました。
     
    「THAI」は分離した品種としてみなされ、 彼ら自身の繁殖の詳細(breed description)を有しています。 ・・・以下省略。
     
     
     
     


  2.  


     
     
  3. WTSN オランダのブリーダーたちの目的
     


    オランダのトラディショナル・シャムのブリーダーの目的
     
    サイアミーズは、過去から今日まで非常に良く知られた品種です。 100年以上前に、最初のサイアミーズがシャム(タイ)からイギリスへ輸入されました。
     
    サイアミーズの外見は変わってしまいました。しかし、1960年までに我々が見た 初期のサイアミーズのタイプは、依然として存在しています。
     
    世界中のブリーダーたちがOSSを保存し始め、 トラディショナル・シャムやタイを、 彼ら自身のブリード・スタンダードと血統登録証を持った「新しい品種」として、 増えてきつつあるあるかなりの組織が認めています。
     
    オランダでもまた、愛好家とブリーダーのグループが、トラディショナル・シャムを 専門化しました。
     
    「オランダ・トラディショナル・シャム・ワークグループ」の目的は、 元来のサイアミーズの姿の普及と保護であり、 オランダ語によるブリード・スタンダードでの繁殖計画を発展させることで。
     
    まず最初の要点は、健康状態・性格とトラディショナル・シャムの外見の姿です。
     
    ブリード・スタンダードは全てのカラーを認めていますが、オランダのブリーダーは まず最初にクラシック・シャムのシール・ブルー・チョコレート・ライラックの発展を望んでいます。
     
    この繁殖計画のために、我々はもっぱらサイアミーズとして登録されている、 トラディショナル・シャム、あるいはタイを使っています。
     
    このために、また、我々はサイアミーズの発展が見られることがなかった国から、 あるいは、OSS を繁殖していることに気付いているブリーダーたちから輸入した猫を使っている。 しばしば、このブリーダーたちは長期間ショーへ足を運ばず、 もはや、猫の公式な血統書も持っていないと言うことも起こりえます。
     
    WTSN のブリーダーたちは、シャム猫に似た外見の猫をキャット・ショーの 「決定クラス」に出陳しています。 そこで、OSSに似ているシャム猫は、 タイあるいはトラディショナル・シャムとしての「血統登録カード」を得ることができます。
     
    4世代後に、トラディショナル・シャムは再び「純血種である。」という承認を 得ることができるのである。
     
    いうまでもなく、この発展とトラディショナル・シャムの承認は、 オランダ国内の、そして国際的な団体や組織にとっても、意義深い協議となるに違いありません。
     
     


  4.  


     
     
  5. WTSN タイ・キャットの品種の解説
     


    タイ・キャットの品種の解説 (breed description )
     
    オランダで使用されている "breed description"(品種の描写・詳細)は、 PREOSSIA のブリード・スタンダード(アメリカ)、WCF の「タイ」のスタンダード、 そして"Nederlands Overleg Keurmeestersgilde" (サイアミーズと東洋の短毛猫:イースタン・ショートヘアのスタンダード)、 に基づいて作成されています。
     
     
    概要
    理想的なトラディショナル・サイアミーズは、中くらいの大きさの、 逞しいタイプの頑丈な猫で、しなやかで、優美である。 筋肉の発達は良く、丸みを帯びた骨格で、 調和と釣り合いのほかに、実在感のある外見を有する。
     
     
    体型
    充分に発達した肩、胸、後四半部(ハインドクオーター)の外見を与える、 胸からでん部にかけて、骨格に充分な幅を持った充実した姿である。 わずかにカーブのある幅広い背中である。 側面から見てみると、でん部の先端から尾の付け根まで、 わずかな湾曲している。
     
    脚は、充分に筋肉のある、胴体とバランスの取れた長さと骨格である。 前足は、卵形より丸い。 尾は中くらいの長さで、 しかし、わずかに付け根が幅広く、先細りになっていて真っ直ぐで、 胴体と釣り合いが取れている。
     
     
    被毛とカラー
    被毛は短く、胴体をその中に包むための充分な厚みがある。 光沢があり、いくらか緊密に寝ているが、ぴったりしてもいないし、平らでもない。 質感は、豊富で柔らかいが、アンダーコートは望ましくない。 胴体のカラーは均一で、かすかなシェーディングがあり、 もしあるとすれば、肩から背中にわたってはより暗く、 腹部と胸に向ってより薄い色へと、次第に減退していくものとする。 一般的に、年とともに暗い色になるので、 年上のサイアミーズが、より暗い色の胴体を持つのは許されるが、 胴体の色とポイントの間には、明確なコントラストがなければならない。
     
    頬、マスク(顔面)、耳、四肢、手足の先、尾は、 胴体の残りの部分と比べると、明確なコントラストを持った、 より暗めの色の、豊富な、均一なカラーである。 マスク(顔面)は、ウイスカー・パッドを含む顔全体を、 覆っていなければならない。 しかし、頭部の頂点は覆われない。 そして、目に見えるように耳へ痕跡が繋がっていなければならない。 (耳へは、目に見えるトレースで繋がっていなければならない)。 仔猫は、トレースはまだ見えていない。 ポイントに、白い毛はあってはならない。 マスクは頭部の頂点を越えて及んでいてはならない(俗に、”フード”と呼ばれるものは不可)。 トラディショナル・サイアミーズの本来の色は、 シール、チョコレート、ブルー、ライラック・ポイントである。 その他の色もまた、許される: レッド、クリーム、シナモン、タビー、そしてトーティ・ポイント。 リンクス・ポイントについて言及されているもの以外に、 ポイントの部分に、違う色の毛が少しでも混じっていてはいけない。
     
     
    眼の形と色
    上まぶたは、アーモンド(out lengthwise) のような形で、 下まぶたは充分に丸いカーブの形をしている。 外側の角は、ほんのわずかに、内側の角より上の方に、置かれている。 眼と眼の間の幅は、少なくとも、一眼分はあること。 全く丸いという訳ではなく、全く狭い訳でもなく、全く傾斜している訳でもない。 眼の色は、輝くような、鮮やかな青である。斜視ではない。
     
     
    頭部、耳と眼
    頭部は、中くらいの大きさで、胴体と釣り合いが取れている。 中から大のサイズの、穏やかなウエッジ型で、 その幅より長さの方が、いくらか長い。 頭部の両端は、とりわけあごの筋肉は、 わずかに、穏やかな丸型に見せる。 しかし、筋肉は丸みを帯びた頂点を持った、 明らかなウエッジ型である。 あごの筋肉の塊は、常に、胴体の残りの部分と、 釣り合いが取れているものとする。 スタッドの・ジャウルは許されるものとする。
     
      側面は、眼から頭蓋骨の頂点までが、いくらか長く、 眼からマズル(鼻面)の先端までは、中くらいの長さである。 その猫のサイズによって、釣り合いが取れている。 目の直ぐ下の鼻の部分に、わずかな窪みがある。 その窪みから、ちょうど眼の上まで、穏やかで、緩やかな隆起があり、 わずかな凸状が、額の始まりの、そのマークをカーブしている(?)。 額は、平らでわずかに凸状である。 頬の先端と、鼻のラインの先端は、同一面上にある(?)。 充実した頬。
     
      耳は、中くらいの大きさで、根元が幅広くなっており、 その先端は丸い。 耳は、頭部の頂点の、両側の等しい位置に置かれている。 耳の後ろの被毛はとても短く、 ぴったりと寝ており、質感はベルベットのようで、 皮革が透けて見えるかもしれない。 耳の内部の被毛は、自然な長さに保たれている。 本当にわずかなイヤー・タフトは許される。
     
     
    体調
    健康で、元気旺盛な肉体のコンディション。 眼は澄んでおり、筋肉質で、強靭で、 頑丈だが、しなやか。 たるんでも、太っていてもいけない。
     
     
    ポイント・スコア
    Head, ears, eyes(頭部、耳、眼)
    Body type(体型)
    Structure and size(構造と大きさ) 
    Coat, body color and eye color(被毛、胴体の色、眼の色)
    Condition (体調)   各 25 ポイントずつ
     
     
    減点
    正しくない(色あせ、斑点など)ノーズ・レザーや、 前足(カラー・スタンダードで許されている場合を除く)、 混じり毛や白い毛(年老いた猫を除く)。 ポイントの Barring (カラー・スタンダードで許されている場合を除く)。
     
     
    失格
    斜視。 かぎ尻尾(キンク:目に見えるものでも、触って分かるような目に見えないものでも不可)。 白いつま先、そして/あるいは、足先。 外見、あるいは猫の気質を改変するような、 薬の使用についての任意の証拠。


  6.  
     
     


 
 

 
 

 
 


                     





     


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