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 参考のための私的訳文: OSSC  (Old-style Siamese Club)


 

    参考のための私的訳文:

    注:個人訳のため、内容に責任を持つものではありません。
      内容を正確に把握なさりたい方は、
      原文をお読みくださるようお願い申し上げます。


     
  1. OSSC トップページ


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  3. OSSC オールドスタイル・シャムとは何でしょうか?

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  1. OSSC トップページ

    Old-style Siamese Club は、2000年の初頭に公式に発足し (それより6ヶ月ほど前から、仔猫のリストは存在しましたが)、 OSSの外見・大きさ・ほどよさ・性格の永続を望む人のために、 話し合いと出会いの場を提供しています。 我々は、「このタイプのシャム猫は滅びてしまうのではないか。」という危険性を沢山の方が感じている OSS の振興とブリードの援助のために、会員制という形を取っています。 このページに掲載されている猫たちは、全てここ5年のうちに繁殖された猫です。 イギリス全域で年中行われる主要なキャットショーにおいて、 このクラブ委員会の方たちが、我々の立派な代表となっております。 その委員会やクラブの会員には会うことができますし、 これらの美しい猫たちに関して我々が販売している物の、 大きな選択を話し合ったり調査したり、 または、ただ見たりすることもできます。
     
      殆どの人が記憶にある OSS の外見は、 1950年から1970年代にブリードされた猫たちです。 そして彼らは、イギリス諸島の全域で未だに見ることができ、 時々はショーにも出陳されています。 彼らは、現在のショースタンダードでは理想とされておらず、 高質の OSS は、依然として、サイアミーズの正しいスタンダードに合致しているにも 関わらず、時には「ショー用の質」とは反対に「ペット用の質」として説明されています。 OSS のブリーダーたちは、USA のサイアミーズの中の いくつかにみられる深刻な健康上の問題に先導される、 タイプを超えた健康上の懸念に対してとりわけ警戒を深めています。
     
      我々は、全てのタイプのシャム猫のブリーダーたちが一致して、 彼らの知識を経験を分かちあい、健全で健康な遺伝子の蓄積を 確立するために、共同作業をすることを望んでいます。
     
      クラブの目的は:
    ・OSS のブリーダーとオーナーの討論や会議の場を提供する。
    ・全てのタイプの、昔のスタイルの猫のブリーダーを理解のもとに助成し、 どうやって彼らを認めるかを援助する。
    ・ブリーディングや歴史・血統・世話や、サイアミーズの一般的な幸福・利益について 関心を持つメンバーへの援助とアドヴァイスを提供する。
    ・サイアミーズの幸福・利益と、適切な仲間の猫への、金銭的と物質的な援助を提供する。
    ・最善の世話をしてくれる里親、ペット用とブリーディング用の猫のどちらも取扱い、 幸福で健康な、そして他に考えられうる 全てのこの品種の猫たちの健康を充実させるような環境に、この猫たちを置く。
    ・全てのシャム猫のブリーダーたちと、互いに尊敬しあう、良い関係を発展させる。
     
      我々は、ブリーダーとオーナーに、スタッド(お父さん猫)と仔猫のリスト、ブリーダーや 血統の情報、そしてニュースレターを通じて、 オールドスタイル・シャムに対する見解の変化や、 OSS として知られる全てのこの品種のニュース・レターを発行しています。 それには、長年の経験を積んだ OSS のブリーダーたちによる記事も含まれています。 我々の仔猫やブリーダーのリストによって、 既に200人を超える人々が、彼らの好むタイプの サイアミーズとの出会いをサポートされています。
     
      我々は、GCCF の準加盟団体として認定され、 正式な加盟団体としての認定へ向けての活動をしています。 我々は、全てのブリーダーたちが、彼らの品種の保護と幸福のために、 GCCF によって定められた 行動基準に添うことを望んでいます。 我々は、ブリーダーたちが、単に短期的に個々の目標を成し遂げられずに 評判を落とすよりは、むしろ、「健康で性格の良い環境が、まず一番だ。」という 長期的な見解に立って、彼らの繁殖計画を行うことを奨励しています。
     
      現在、イギリスには75軒以上の OSS のブリーダーたちがいます (何軒かは、60年近くにも及んでブリーディングをしています)。 アップルヘッドからクラシックまで、その外見に幅はありますが、 35頭以上のスタッドと、80頭以上の繁殖用のクイーンがいます。
     
      我々は、OSS を維持と援助を望む方、例えばショーへの参加や、ブリーディング希望や、ペットオーナー、 そして単にサイアミーズを愛しているだけの、全ての方を歓迎致します。
     
      あなたは、このサイトで、短時間でより多い情報にアクセスできるでしょう。 そして、会員申込書をプリントアウトして、我々に送ってくれることも可能です。 そして、仔猫やスタッド・リストについて相談することもできます。 しかしながら、このサイトはまだ作成中であり、 もしあなたがこの訪問で何も見つけられず、失望したとしたら、大変申し訳なく思っております。 今後は、より多くの情報が、徐々に追加されていくことと思います。 つまりそれは、このサイトが生きているということの証なのです。
     
      参考のために、我々は、歴史上のシャム猫の写真を載せました。 これもまた、新たな写真が用意できた段階で、 また上書きされます。
     
      我々は、あなたがいくつかの写真により、昔の猫のイメージを 楽しまれることを望みます。 どうぞここをクリックして彼らへのメールを我々に送ってください。 その猫のフルネームをどうぞ確認してください。・・・以下省略
     
     


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  3. OSSC オールドスタイル・シャムとは何でしょうか?

    Old-style Siamese は、決してショー・サイアミーズの低品質のもの(またはペット用の質のもの)ではありません。 Old-style Siamese は、いくつかのショー・サイアミーズの極端な外見こそありませんが、 サイアミーズの沢山のスタンダードの重要な部分に合致しております。 耳は水平であるべきではなく、直立しているべきでもなく、 下側の顎につながる斜めの対角線に続くように 頭の上に置かれています。 眼は細くあるべきではなく、美しいアイカラーが表示される、 正しい東洋的なアーモンド形の形状であるべきです。 シャム猫のスタンダードの重要な部分は、初期の時代からは若干変化しました。 何が変わったのかというと、スタンダードの解釈をする場合に「書く」という方法で、「欠陥を明示する」という方法になりました。 初期のスタンダードでは「大きな耳」を持った猫として解説されていますが、 果たして「大きい」とはどのくらいの「大きさ」のことを言うのでしょうか? スタンダードにはそのことについては何も書かれておらず、 時には「より大きい方が良いのだ」という風に解釈されます。 この説明は、同時代の国内、そしてショーキャットの中で、比較検討されました。 1900年代には、基本的にどの長毛の猫も、小さなちんまりとした耳しか持っていなかったからです。 サイアミーズはまた、国内の猫との比較した場合は、とてもしなやかでほっそりとした身体を持っておりました。 彼らは暑い国から来ており、国の中の他の種の猫より、短く平らかな被毛に覆われておりましたし、 また熱を蓄える必要の無いように、大幅に体脂肪が少ないのだと考えられていました。
     
      近年になってのみ、ショースタイルは耳が水平に置かれるのが好まれ始め、 その変化は、外見においての一般的な改変の一部のみです。 スタンダードは「耳の間の望ましい広さ」を要求しています: それは、元々は、幅広い頭蓋骨を意味していたのですが、その頭蓋骨の幅が狭まるにつれて、 幅を得るだけのために耳は頭部の、より下部の方へ押しやられています。 今日の眼は、アーモンド形というより、 むしろ、時には瞬膜がその一部を覆うほど、細くなってきています。 胴体は長く、そして薄くなり、そして尾は極端に鞭のように細くなってきています。 もっとも注目すべき部分は、頭蓋骨に比例してのその耳の大きさで、 それは劇的に変化しています。 それぞれの人が、彼らの猫に観る美しさの概念には相違があり、 (ペルシャ猫とショー・サイアミーズの違いを見れば分かるように、 それぞれの猫は、そのオーナーにより究極の猫科の美を斟酌されています。): これは正誤の問題ではありません。 OSSのブリーダーたちは、彼らが目指している、 彼ら自身の美の概念を、ただ持っているだけなのです。
     
     
     
    :4色の基本的なカラー、シール・ブルー・チョコレート・ライラックがサイアミーズの 本来の昔のカラーと考えられているにせよ、レッド・ポイントは、実際、 1960年にライラックが承認されるより、かなり前から認められ、知られていました。 OSS は、およそタイプの問題であり(例えば、体つきや頭部の形、そして定義)、色ではありません。 従って、あなたは、縞柄、レッド・クリームや、そして、さび柄など、 OSS の中では非常に珍しい柄であろうと、 全ての色の OSS のショー・キャットを得ることができます。
     
      OSS を審査する最善の方法は、そのスタンダードを心に留めることです。 しかし同時に、その当時に「最も美しいとされたサイアミーズである。」と考えられた猫を見ることでもあります。 かれらが、そのスタンダードに合致しているからです。 ここに2匹の猫がいます。 "Inwood Shadow" は、かつて繁殖された中で、「最も美しいサイアミーズだ。」と幅広く考えられてる猫です。 そして、 Clonlost Yo-Yo"Clonlost Yo Yo" は、殆どのサイアミーズの血統に登場しており、 おそらく1950年代からの最も有名なスタッド(お父さん猫:繁殖用の雄猫)です。 穏やかではあるが、貴族的なこれらの猫たちの外見は、 2002年に生まれた、それぞれの隣にある写真の、2匹の仔猫のモデルとなっています。 これらの外見は、他の種とアウトクロス(異種交配)することなしに、及び、 頑丈で重いタイプの猫を選択をしないでも、 たやすく達成されました。
     
      「当該サイト上の、4枚の写真を参照してください。」
     
      下に掲載されている写真は、1930年初頭にタイ(当時のシャム)から輸入された2匹のサイアミーズです。 彼らが、「アップル・ヘッド型」ではなく、上段の猫たちと非常に似ている外見だということが 見て分かることでしょう。 これが、元来のサイアミーズの外見で、 また、イギリスの沢山の OSS のブリーダーたちが達成しようと目指しているのです。 彼らのタイプに幅があることは確認できますが、 このような猫たちは、15〜20年前からショーにおいては見られなくなってしまいました。 しかしながら、全てが耳の位置を下方にすることや、細い眼や、 過度に細くうすっぺらな骨格になることは避けています。 全てのOSSブリーダーは、まず健康、そして気質を念頭に置き、 その後で体型について気を揉むという繁殖を奨励しています: 体型への執着は、様々な品種において遺伝的な欠陥を永久的にしています。 何故ならば、これらのショーに勝利するタイプの猫たちは、 繁殖においては健康な子孫を産出することがないということがあるからです。
     
      「当該サイト上の、1930年初頭の2匹のサイアミーズの写真をご覧下さい。」
     
      OSS は、ショーに出陳されること自体が珍しいので、仮にそういうことがあっても、 健康な繁殖のための努力の方が、姿(体型)のための繁殖の苦難に、常に優先されます。 しかし、そのコストを吊り上げようとしたり、健康に損害を与えるようなより丸みを帯びた 猫にしようとしたり、「とても珍しく繁殖するのは難しい。」と主張したりして、 目先の欲望を叶えようとする、何人かの不謹慎なブリーダーたちがいます。 彼らの主張は真実ではありません。−OSSは消失してしまったのではないからです。 イギリス国内には、依然として90軒近い OSS のブリーダーがいますし、 数多くのショー・ブリーダーたちがいます。 OSS は、珍しいものではありませんし、他の純血種の猫より高価であるべきではありません。 そして、繁殖に際しては、特別な技術も要求されないのです。 OSSC は、これらの仔猫を探している人たちが、ブリーダーと連絡を取るために設立され、 それは今日、毎日のように成功を収めています。
     
     
      アップルヘッド・シャム
    :イギリスには、アップルヘッドがいたことはありませんでした。 アップルヘッドは、しばしばブリティッシュ・ショートヘアーなどとのような 他の品種とのアウトクロス(異種交配)により、アメリカで創作されたもののようです。 これにより頭部はより短くなり、 多くの場合、現在のショー・キャットと同様に(そしてそのショー・キャットとは反対の方向に向かって)、 元来の輸入されたサイアミーズとは、かなりかけ離れたものになってしまっています。 今日の猫よりは、丸みを帯びた猫ではあっても、 サイアミーズの初期の写真のどれにも、アップルヘッドは示されていません。 1800年末期のほんの少しのサイアミーズの初期の写真には、 丸い頭の猫が見られます。 しかし、これは実際ただ単純に頭の幅の狭い雄猫が、 ジャウル(下あごの筋肉)を発展させたというもなののです(いくつかの OSS のスタッドなどのように)。 これらの、非常に丸みを帯びた猫もまた、 我々が知っているようなサイアミーズではありません。: 遺伝的には、今日のトンキニーズに相当する混血であると言えます。
     
     
      「私が望む外見の猫を得るためには、輸入をしなければならないと言われたことがあるのですが・・・。」
    :これは可能ですが、実際その必要があるとはいえません。 ヨーロッパで繁殖された殆どの OSS は、例えば「タイ・キャット」と呼ばれる猫は、 実際ピュア・サイアミーズではありません。 彼らのうちの何匹かは、3代祖以上に遡ることの出来る「両親不詳」でない祖先を持っていることがあります。 これは何故かというと、殆どの、最初のヨーロッパのブリーダーたちは、 より丸みを帯びた外見を獲得するために、 OSS を他の品種とアウトクロス(異種交配)しようと試みていたからです。
     
      「タイ・キャット」のためのスタンダードは、 元来の深い青い眼よりは薄い青い眼のことや、 いくらかふわふわした被毛のことを明記しています。 OSS には、アウトクロスは必要ではありません。望みの外見を得るためには少々時間がかかり、 多少の忍耐が必要とされますが、イギリスの沢山のブリーダーたちが 既にそれを達成しています。 イギリスで繁殖された全てのサイアミーズは、ピュア・サイアミーズであり、 1800年代末期に輸入された初期の猫たちへ、その先祖を遡っていくことができます。 アウトクロスされたものはおりませんし、Governing Council (GCCF) に登録されていない猫はおりません。 イギリスでは、OSS は、未だにピュアブレッド(純血種の)・サイアミーズとして登録されているので、 異なる種として彼らを登録することについては、疑いの目を向けています。
     
      OSSC のリストには、皆さんが記憶している外見の OSS を見つけるサポートをすることが可能な、 90件を超えるブリーダーたちがいます。 ここに挙げる写真は、この5年の間に繁殖された猫たちで、全て未だ生存し、 いくつかのブリーディングでは美しい仔猫を生み出している猫たちです。
     
      「当該サイト上の、8枚の写真をご覧下さい。」
     
      あなたは、このクラブの2つの出版物(初期のサイアミーズの詳細について印刷物)の中で、 初期のサイアミーズについて、より知ることができます。 それは、"Harrison Weir (1889) "と、"Frances Simpson (1903)"です。 イラストを伴った、サイアミーズのスタンダードの要点の歴史は、 他のクラブの出版物の基礎となっています。・・・以下省略。
     
     


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